「認知症の人が参加する研究の倫理」に関する提言
意思決定能力が低下した人を支援するために
- 定価 1,980円(税込)
- 監修:日本臨床倫理学会
- 編著:日本臨床倫理学会「認知症の人が参加する研究の倫理」に関するワーキンググループ
- 1版・B5・70ページ・並製
- 発行年月:2019年03月
- ISBN 978-4-89269-971-9
- ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。
臨床研究から、介護技術・生活環境に関する研究まで
認知症の人が参加するすべての研究に関わる人が知っておくべき
倫理的提言
認知症の人の意思決定を支援することを重視しながら、治療と研究との違いを踏まえ、認知症の人にもたらされるベネフィットやリスクと、意思決定能力の低下との関係を検討し、具体的に配慮すべき点について明記しました。
14の要約と本編12章からなる提言
はじめに
第1章 研究のカテゴリー
第2章 リクルートメント
第3章 意思決定能力の評価
第4章 インフォームドコンセント(本人の意向)
第5章 家族等による代理判断(代諾)proxy consent
第6章 assentとdissentの評価
第7章 リスクとベネフィット分析・評価
第8章 リスクのある研究における同意・代諾の問題
第9章 プライバシー(個人情報)保護
第10章 研究倫理委員会のない施設におけるアドバイスの仕組みづくり
第11章 研究参加に関する事前指示
第12章 認知症の人が参加する研究に関わる人々(研究者・家族介護者など)への教育・支援について
Appendix ケーススタディー 研究計画書