改訂5版 救急蘇生法の指針2015 市民用・解説編 【売り切れ】

改訂5版 救急蘇生法の指針2015 市民用・解説編 【売り切れ】

  • 定価 1,650円(税込)
  • 監修:日本救急医療財団心肺蘇生法委員会
  • 5版・B5・115ページ・並製
  • 発行年月:2016年04月
  • ISBN 978-4-89269-882-8
  • ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。

【新版のお知らせ】
この商品には新版があります。新版についてはこちらをご覧ください。
ご事情があり、「改訂5版 救急蘇生法の指針2015 市民用・解説編」をお求めの場合は、こちらまでお問い合わせ下さい。


2015年10月にオンライン版が発表された『JRC蘇生ガイドライン2015』を受けて改訂を進めていた,“救急蘇生法の指針”最新版が遂に完成。

『JRC蘇生ガイドライン2015』に準拠した,本書『改訂5版 救急蘇生法の指針2015 市民用・解説編』は,市民による一次救命処置や応急手当の最新標準テキストである『同 市民用』に,その指導者向けの内容を加えたものです。本書に基づき良質な救急蘇生法が実践・教育されるよう,旧版の一言一句に目を通し,幾重にも吟味と修正を行いました。

『市民用・解説編』では,『市民用』の内容に加え,以下の項目が掲載されています。
・Ⅶ章「普及・教育のための方策」
・講習に参加した市民からの質問,さらには指導者自身の疑問に答え,より理解を深めるための「Q&A」  109問
どちらも救急蘇生法の教育・指導を強く意識したものとなっており,指導者必携の1冊です。

さらに,紙面デザイン一新,イラスト全面新規描き換え,一部映像資料の掲載など,視覚的にもよりわかりやすいよう工夫を凝らしています。

本書が多くの方の手に届き,適切な救急蘇生法の教育,そしてその実施と意思が広がることで,心停止にみまわれた方々が1人でも多く社会復帰できることにつながれば幸いです。


一般市民向けの『改訂5版 救急蘇生法の指針2015 市民用』の詳細は,こちらをご覧ください。

 

■■本書の基本理念

Ⅰ   改訂の要点

●Q&A●

Ⅱ   救急蘇生法とは

Ⅲ   救命の連鎖と市民の役割
1.「救命の連鎖」の1 つめの輪 〜心停止の予防〜
2.「救命の連鎖」の2 つめの輪 〜早期認識と通報〜
3.「救命の連鎖」の3 つめの輪 〜一次救命処置(心肺蘇生とAED)〜
■■1)心肺蘇生
■■2)AED
■■3)市民による一次救命処置と社会復帰率
4.「救命の連鎖」の4 つめの輪 〜二次救命処置と心拍再開後の集中治療〜

●Q&A●

Ⅳ   突然の心停止を防ぐために
1.急性心筋梗塞
■■1)急性心筋梗塞とは
■■2)早く病院で治療を受けることが何よりも大切
3)急性心筋梗塞の症状
4)急性心筋梗塞を疑ったら
2.脳卒中
1)脳卒中とは
2)早く病院で治療を受けることが何よりも大切
3)脳卒中の症状
■■4)脳卒中を疑ったら
3.環境が影響する心停止
1)窒 息
2)お風呂での心停止
3)熱中症
4)運動中の心停止
5)アナフィラキシー
■■6)低体温症
4.子どもに特有の問題
1)不慮の事故
2)学校心臓検診
3)乳幼児突然死症候群
4)感染症の予防

●Q&A●

Ⅴ   一次救命処置
1.心肺蘇生の手順
1)安全を確認する
2)反応を確認する
3)119 番通報をしてAED を手配する
4)呼吸を観察する
5)胸骨圧迫を行う
6)胸骨圧迫30 回と人工呼吸2 回の組み合わせ
7)AED を使用する
8)心肺蘇生を続ける
2.人工呼吸の手順
1)気道確保
2)人工呼吸
3.AED 使用の手順
1)AED を持ってくる
2)AED の準備
3)電源を入れる
4)電極パッドを貼り付ける
5)心電図の解析
6)電気ショックと心肺蘇生の再開
7)心肺蘇生とAED の手順の繰り返し
8)救急隊への引き継ぎ
9)とくに注意をはらうべき状況
4.気道異物
1)気道異物による窒息
2)窒息の発見
3)119 番通報と異物除去

参考   乳児に対する一次救命処置
1.人工呼吸の重要性
2.胸骨圧迫の方法
3.人工呼吸の方法
4.AED の使い方
5.気道異物への対応

●Q&A●

Ⅵ   救急蘇生法における倫理と法律
1.救急蘇生法と倫理
2.救急蘇生法と法律
3.救命の現場のストレス
4.心肺蘇生の意思表示

Q&A●

Ⅶ   普及・教育のための方策
1.市民を対象とした救急蘇生法教育の工夫
1)BLS の訓練における教育の効果を高めるための工夫
2)救助意欲をBLS の実施に結びつける工夫
3)身体的・精神的な影響を軽減する工夫
2.BLS 講習の分類
1)講習の到達目標
2)講習の内容
3)乳児の心停止に対するBLS の訓練
■■4)再訓練までの間隔
5)知識と技能の確認(一定頻度者)
3.院外心停止の社会復帰率を高めるための方策
1)わが国における院外心停止の現況と市民救助者によるBLS 実施の重要性
■■2)PAD(市民による電気ショック)プログラムの効果と課題
3)BLS 実施率を高めるための工夫

Ⅷ   ファーストエイド
1.傷病者の体位と移動
2.気管支喘息発作
3.アナフィラキシー
4.低血糖
5.けいれん
6.熱中症
7.低体温症
8.凍 傷
9.すり傷、切り傷
10.出 血
11.捻挫、打ち身(打撲)、骨折
12.首の安静
13.やけど
14.歯の損傷
15.毒 物
1)毒物を飲んだとき
2)毒物の付着
16.溺 水

●Q&A●

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