ソーシャルワーク協働の思想

ソーシャルワーク協働の思想

クリネーからトポスへ

  • 定価 1,944円(税込)
  • 著:柏木 昭
  • 著:佐々木 敏明
  • 解題に代えて:荒田 寛
  • B6・176ページ・並製
  • 発行年月:2010年06月
  • ISBN 978-4-89269-707-4
  • ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。

創造性を欠いた福祉世界の閉塞が叫ばれ、領域拡大に伴うPSWアイデンティティの喪失が危惧される昨今、これを従来経験することのなかった危機状況と捉え、どのようにこれを克服してソーシャルワーカー本来の専門性を確保するかを、「かかわり」「協働」「トポス」というソーシャルワーク特有の言葉をキーワードに真正面から考究しようとしたのが本書です。
内容は、静岡県精神保健福祉士協会での特別対談(柏木vs佐々木)や、日本精神保健福祉士協会全国大会における基調講演(柏木・佐々木)等をもとに大幅に加筆修正したものを柱とし、併せて本書のテーマ性を補強すべく構想も新たに書き下ろした関連論考を併載しました。
あの60年代アメリカにおけるパールマン(Perlman,H.H.)の警告である「いま再び、ソーシャルワークに帰れ」という言葉が本書の全ページから立ち上がってくる、PSW必携の一冊です。

I-1 アイデンティティ拡散の危機
佐々木敏明

先達の実践から学ぶ /精神保健福祉士の現状と課題 /新たな地平を拓くために

I-2「協働」の思想、ソーシャルワークに帰れ
柏木 昭 × 佐々木敏明

歴史に学ぶ―精神保健福祉士の専門性について /「Y問題」と専門性/専門性と資格制度/精神保健福祉士への期待/「協働」を求めて

I-3〝トポス〟 の創造とソーシャルワーカー
柏木 昭

日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会成立の時代背景 /Y問題の提起/厚生省「医療ソーシャルワーカー業務指針」と日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会/福祉における閉塞状況/ソーシャルワークにおける「時間」の考え方/ソーシャルワーカーの姿勢、再検討/ソーシャルワーカーにとってコミュニティとは何か/トポスについて/「協働」ということ/自立するクライエントーアセスメントの再検討/ソーシャルワーカーの立ち位置と自己開示/地域ネットワークの展開/まとめ―クライエントの生活支援に未来を開く

II-1 ソーシャルワーカーの権威性
柏木 昭

1 ソーシャルワーカーと権力
2 ソーシャルワーカーの権威性
3 教え、学ぶ――スーパービジョンにおける権威性
4 地域とは何か

II-2スーパービジョン論
佐々木敏明

1 スーパービジョンの意義と課題
2 スーパービジョンの目的と機能
3 スーパービジョンの方法とプロセス
4 スーパーバイザーになるということ

III 解題に代えて
荒田 寛

1 日本精神保健福祉士協会と私
2 ソーシャルワーカーとしての責任
3 場(トポス)を拠点に地域を創る
4 「かかわり」に関連して

あとがき

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