腹腔鏡下アカラシア手術、GERD、食道裂孔ヘルニア手術
- 定価 5,720円(税込)
- 監修:木村 泰三
- 著:柏木 秀幸
- B5・120ページ・並製
- 発行年月:2009年02月
- ISBN 978-4-89269-615-2
- ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。
本シリーズは、開腹手術とは大きく異なる内視鏡下手術を安全に行うための標準手技をまとめた内視鏡下手術のスタンダードと呼ぶべき手術書です。
内視鏡下手術の初心者から熟練者まで対応しており、日本内視鏡外科学会技術認定の取得を目指す方にとっても有用な一冊となっております。
I 術前準備
1. 手術適応
食道アカラシア/胃食道逆流症,食道裂孔ヘルニア
2. 術前処置
食道アカラシア/GERD・食道裂孔ヘルニア
3. 腹腔鏡下手術に必要な器材
4. インフォームド・コンセント
食道アカラシア/GERD・食道裂孔ヘルニア
II.手術の実際
1. 食道アカラシア
食道の露出/胃穹窿部の授動/縦隔内食道の露出/Heller筋層切開術/Dor噴門形成術
2. GERDに対するLARS
食道前面の露出/短胃動脈の切離と胃穹窿部の授動/食道の全周性の露出/食道裂孔の縫縮/噴門形成術
3. 食道裂孔ヘルニア
III.トラブルシューティング
1. 胃脾間膜の切離ならびに胃穹窿部の授動の手技におけるトラブル
2. 食道の露出操作におけるトラブル
迷走神経の損傷/左副肝動脈の損傷/胃壁の損傷/気 胸
3. 食道粘膜の損傷
4. 食道裂孔縫縮部の離開
IV.術後合併症と対策
1. 食道アカラシア
2. GERD・食道裂孔ヘルニア
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