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2019年６月号掲載
第３回「医療水準」とはなんぞや
文献・補足資料

●高山日赤事件
1) 岐阜地方裁判所 昭和49年3月25日判決（判例時報 738号, p 39／判例タイムズ 307号 p.101）
2) 名古屋高等裁判所 昭和54年9月21日判決（判例時報 942号, p 21／判例タイムズ 398, p 65）
3) 最高裁判所第三小法廷 昭和57年3月30日判決（判例時報 1039号, p 66／判例タイムズ 468号, p 76）

●姫路日赤事件
1) 神戸地方裁判所 昭和63年7月14日判決（最高裁判所民事判例集 49巻6号, p 1540）
2) 大阪高等裁判所 平成3年9月24日判決（最高裁判所民事判例集 49巻6号, p 1578）
3) 最高裁判所第二小法廷 平成7年6月9日判決（判例時報 1537号, p 3／判例タイムズ 883号, p 92）
4) 大阪高等裁判所 平成9年12月4日（差戻審）（判例時報 1637号, p 34／判例タイムズ 977号, p 204）

●参考文献
1) 唄孝一，宇都木伸，平林勝政，編：医療過誤判例百選，第２版，別冊ジュリスト 140 : 162-167, 1996.
2) 西内岳，許功，棚瀬慎治，編：Q&A病院・医院・歯科医院の法律実務，新日本法規出版，愛知，2016，pp 15-21．
3) 日本賠償科学会編：賠償科学概説；医学と法学との融合，民事法研究会，東京，2007，pp 356-380．
4) 米村滋人：医事法講義，日本評論社，東京，2016，pp 111-115．
5) 秋吉仁美：医療訴訟，青林書院，東京，2009，pp 211-220．

特集　熱中症と闘う in 2019 for 2020

最新熱中症対策2019；公的な取り組みを紹介する
■『救急医学』編集委員会/親樹会恵泉クリニック／太田 祥一

Ⅰ．臨床と研究のいまを知る

熱中症救急診療の実態
■東京都立多摩総合医療センター救命救急センター／清水 敬樹

熱中症救命の最前線
■帝京大学医学部救急医学講座／神田 潤　他

熱中症研究の最前線
■大阪大学医学部附属病院高度救命救急センター／島崎 淳也

熱中症とナトリウム異常，輸液の最前線
■湘南鎌倉総合病院腎臓病総合医療センター血液浄化部／守矢 英和

Ⅱ．シーンごとに熱中症を理解する

スポーツと熱中症
■国立スポーツ科学センター／川原 貴

労働と熱中症
■産業医科大学産業保健管理学／堀江 正知　他

学校・運動部活動における熱中症
■長崎大学大学院教育学研究科学校保健学教室／峰松 和夫

屋内で発生する熱中症
■慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科／伊香賀 俊治

入浴と熱中症；サウナなどを含めて
■千葉科学大学大学院危機管理学研究科／黒木 尚長

Ⅲ．一歩先ゆく熱中症・脱水予防

熱中症対策における経口補水療法のエビデンスと活用法
■済生会横浜市東部病院患者支援センター/栄養部／谷口 英喜

スポーツドリンクの功罪
■東京都立松沢病院内科／小野 正博　他

運動と乳製品摂取で熱中症を予防する
■信州大学医学部／能勢 博　他

衣服で熱中症を予防する
■労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所／上野 哲

食事で熱中症を予防する
■早稲田大学スポーツ科学学術院／金子 香織　他

漢方で熱中症を管理する
■東邦大学医療センター大橋病院脳神経外科／櫻井 貴敏　他

連載

●救急医四方山話
テキサスにカウボーイはいないらしい
■The University of Texas Medical Branch Galveston／劉 啓文

●私の心に残る１例
超低体温で心肺停止となり搬送されてきた青年
■日本医科大学/清智会記念病院／黒川 顕

●災害医療体験記
第３回　県立高田病院救出活動の記憶
■長崎県病院企業団上対馬病院／長谷川 泰三

●判例から学ぶ
第３回　「医療水準」とはなんぞや
■弁護士／水谷 渉・埼玉医科大学病院医療安全管理学／中島 勧

●ドンとこい!! 外国人救急!!
救命のために治療を行ったが「医療費を払えない」と言われてしまった！
■札幌東徳洲会病院救急部/国際医療支援室／増井 伸高

※連載「救命救急センター紹介」は隔月掲載の予定です※