弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター 第3版

弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター 第3版

静脈疾患・リンパ浮腫における圧迫療法の基礎と臨床応用

  • 定価 3,850円(税込)
  • 監修:孟 真(横浜市立大学外科治療学)
  • 編集:佐久田 斉(福寿会病院)
  • 編集:松原 忍(順天堂大学附属順天堂医院足の疾患センター形成外科)
  • 編集:今井 崇裕(西の京病院血管外科センター)
  • 第3版・A5・254ページ・並製
  • 発行年月:2025年11月
  • ISBN 978-4-86719-119-4
  • ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。

本書には電子書籍版があります。電子書籍版(個人向け)は下記よりご購入が可能です。

弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター 第3版【電子版】
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圧迫療法を学ぶ人へ

弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター資格取得のためのテキスト

 

本書の前身である『弾力性ストッキング・コンダクター 静脈疾患患者さんへの適切なアドバイスのために』は,2000年12 月に刊行されました。その後,2002年に日本静脈学会が弾性ストッキング・コンダクター認定制度を発足させたことに伴い,本書は同制度における講習会のテキストとして活用され,制度の進展や保険制度の改正に合わせて,内容の改訂が重ねられてきました。2019 年には大幅な改訂を加えた第2版を発刊し,2020年には「慢性静脈不全症による静脈性下肢潰瘍」の章を追加した増補版を出版しました。

今回,第3回目となる改訂にあたり,講習会および認定資格の名称変更に合わせて,書名を新たに『弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター 静脈疾患・リンパ浮腫における圧迫療法の基礎と臨床応用』とし,刊行の運びとなりました。新たな書籍ではありますが,四半世紀にわたる歴史を有し,圧迫療法の要点と必要な知識を,わかりやすく,かつコンパクトにまとめた専門書として位置づけられます。

本書は改訂のたびに内容を深化させてきましたが,「実用的でわかりやすい記載」「コンパクトで携帯しやすい教科書」という創刊以来の理念は一貫して変わりません。本書が,日本における圧迫療法のさらなる普及と発展に寄与することを,心より願っております。

<改訂点>

新たな臨床試験の成果や最新のガイドラインおよび推奨も積極的に反映し,図表も大幅に増補しています。

圧迫療法に関する内容の充実
静脈疾患・リンパ疾患の診断や一般的な治療法については,必要最小限の記載にとどめ,その分,圧迫療法に関する記述を各項目で充実させました。「第4章 各種圧迫装具とIPC を学ぶ」では,とくに弾性包帯,調節型圧迫装具,IPCの記載を大幅に増やしました。

合併症とアドヒアランスについて新項目の追加
実臨床で圧迫療法の課題とされる合併症やアドヒアランスの問題に対処するため,新たに「第5章 圧迫療法の合併症とアドヒアランスの問題を学ぶ」を追加しました。

圧迫療法に関する国内・海外のガイドラインの内容を解説
『静脈疾患における圧迫療法ガイドライン2025』(2025年1月刊行)を反映し,海外のガイドラインも含めた内容を「第6章 圧迫療法のガイドラインを学ぶ」としてまとめています。

実用的な巻末資料の掲載
「圧迫療法関連の企業と製品情報」を巻末資料に再構成しました。インターネット環境の普及を踏まえ,最小限の記載とし,QRコードによる情報提供を取り入れています。加えて,圧迫療法に関連する保険請求等の資料も「参考資料」として掲載しています。

※弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター講習会(座学編Z)の受講には、お手持ちの第2版(増補版)を引き続きご利用いただけます。

第1章 圧迫療法の役割を学ぶ

1 圧迫療法の歴史
2 圧迫療法の基礎理論
3 弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター

第2章 静脈疾患を学ぶ

1 静脈還流障害の起こるわけ(閉塞と逆流)
2 下肢静脈瘤
3 静脈性下肢潰瘍
4 深部静脈血栓症と肺血栓塞栓症
5 圧迫療法による静脈血栓塞栓症の予防
6 静脈血栓後症候群
7 その他の静脈疾患

Topics 1 超音波診断の進歩とバスキュラーラボ
Topics 2 災害時における弾性ストッキング

第3章 リンパ浮腫といろいろな浮腫を学ぶ

1 むくみのメカニズムと圧迫療法が有効に働く理論
2 リンパ浮腫の特徴と診断
3 リンパ浮腫の予防と治療
4 廃用症候群による浮腫とその他の慢性浮腫の治療

Topics 3 圧迫下の運動療法

第4章 各種圧迫装具とIPCを学ぶ

1 圧迫療法に使用される医療機器
2 弾性ストッキングと弾性スリーブ・グローブ
3 弾性包帯
4 調節型圧迫装具
5 IPC(間欠的空気圧迫法)
6 補助具,その他(パッド,枕子)

Topics 4 圧迫圧測定装置について

第5章 圧迫療法の合併症とアドヒアランスの問題を学ぶ

1 圧迫療法の合併症
2 医療関連機器褥瘡(MDRPU)
3 アドヒアランスの問題とその対処

Topics 5 弾性ストッキング着脱のコツ

第6章 圧迫療法のガイドラインを学ぶ

1 日本静脈学会:静脈疾患における圧迫療法ガイドライン
2 静脈疾患に関するその他のガイドライン
3 リンパ浮腫に関するガイドライン

第7章 圧迫療法に関するQ&A

1 一般的な質問
2 DVT 予防についての質問
3 リンパ浮腫治療についての質問

巻末資料

日本静脈学会 弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター 認定制度

医療機器である弾性ストッキングなどの弾性着衣や弾性包帯は、下肢静脈瘤の治療、慢性静脈不全による静脈性潰瘍、深部静脈血栓症・肺血栓塞栓症の治療と予防およびリンパ浮腫の治療に幅広く使用されている。合併症なく十分な効果を得るためには、正しい適応、弾性着衣や弾性包帯の圧迫圧・タイプ・サイズの適切な選択、着用時および着用後の注意深い観察が大切である。このため日本静脈学会では弾性着衣や弾性包帯の適切な使用および圧迫療法の普及のため、弾性ストッキング・圧迫療法コンダクターの教育、養成ならびに認定を行う。

関連書籍

  • 新 弾性ストッキング・コンダクター 第2版増補版
  • 在宅新療0-100 2017年3月号
  • エビデンスに基づいた リンパ浮腫実践ガイドブック

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