2021年4月16日 更新

『改訂第5版 医療現場の滅菌』訂正のお知らせ

ご好評をいただいております『改訂第5版 医療現場の滅菌』(監修:一般社団法人日本医療機器学会・編集:高階 雅紀(大阪大学医学部附属病院)/ISBN:978-4-86719-004-3)におきまして、下記の通り訂正箇所、およびお問い合わせに対してのご回答がございますので、お知らせ申し上げます。
お客様には多大なご迷惑をお掛けいたしましたこと、伏してお詫び申し上げます。


【訂正箇所】

ページ 位置
p.67 第8章 図8-3 缶末トラップ 管末トラップ
p.79 第8章 5)圧力容器規制,
8行目
滅菌器のサイズによって,比較的小型の滅菌器は小型圧力容器,大型の滅菌器は第一種滅菌器に区分されることが多い。実際の分類は滅菌器メーカーに確認する。 滅菌器のサイズによって,比較的小型の滅菌器は小型圧力容器,大型の滅菌器は第一種圧力容器に区分されることが多い。実際の分類は滅菌器メーカーに確認する。
p.85 第9章 4行目 なお市販されている警報器は10~25ppm で警報を出す機種がほとんどであり,作業環境の管理濃度1ppm 以下に対応していないわけではない。 なお市販されている警報器は5ppmを上回る濃度を検知し警報を出す機種がほとんどであるため,作業環境管理濃度1ppm以下を維持するため漏洩の未然防止に努めなければならない。
p.129 第12章 3)滅菌条件の設定,
3行目
一般的ある。 一般的ある。
p.185 第16章 3.サービスの提供体制等
(1)管理体制,①-1
院内滅菌消毒の場合 院外滅菌消毒の場合

※本訂正は2刷にて反映予定です。


【Q&A】

p.23,図3-2
Q. 排水管にポンプが描かれていますが,排水をポンプアップするのは一般的ではなく,電磁弁で排水を制御するのではないでしょうか?
A. 本書では一例として示しています。機種によりポンプが標準的に装備されている場合もありますし,施設の状況に応じて付随する場合もあります。

p.23,図3-3
Q. グラフの中央部が濃い青色になっていますが,色を変えている意味はあるのでしょうか?
A. 洗浄とすすぎを明確に分離するために,着色して表記しています。

p.99,(1)減圧工程,他
Q. 圧力の単位は,現在「Pa(パスカル)」に統一されています。「Torr」は使用しないほうがよいのではないでしょうか?
A. 「Torr」は過去より長く使われている単位であり,「Torr」に慣れ親しんでおられる方が多くおられます。そのため本書では「Pa」と「Torr」を併記しています。

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