改訂 PSLSコースガイドブック

改訂 PSLSコースガイドブック絶版

  • 定価 1,760円(税込)
  • 監修:日本臨床救急医学会
  • 編集:脳卒中病院前救護ガイドライン検討委員会
  • 編集協力:日本救急医学会
  • 編集協力:日本神経救急医学会
  • 2版・B6・166ページ・並製
  • 発行年月:2009年06月
  • ISBN 978-4-89269-638-1
  • ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。

【新版のお知らせ】
この商品には新版があります。新版についてはこちらをご覧ください。


早期治療による脳卒中の予後改善を目指し、プレホスピタルでの迅速な判断と処置、適切な医療機関への搬送を達成すべく観察処置の標準化を目指したPSLS(Prehospital Stroke Life Support)の概念は、研修コースの広がりとともに普及してきています。本書は研修コースのテキストとして編集されたものを改訂したものです。

初版ではt-PAの初期投与に適応する脳梗塞に重きを置いていましたが、改訂版ではすべての脳卒中に視野を置き、観察項目を見直しました。また、2008年に策定された意識障害傷病者への対応の標準化アルゴリズムであるPCEC(Prehospital Coma Evaluation & Care)と一体となって運用されることから、整合性が図られています。

I部 総 論

1. 脳卒中の早期治療を可能にすることの重要性

2. 脳卒中に対する救急医療体制 (メディカルコントロール体制)の構築

3. 地域における救急隊の役割

II部 イントロダクションPSLS

1. PSLSの位置づけ

2. PSLSの概略

3. PSLSとISLS

4. PSLSとPCEC、JPTEC

5. 倉敷病院前脳卒中スケール(KPSS)

III部 PSLSの実際

1. PSLSプロトコール

2. PCECプロトコール

IV部 基礎知識編

1. 急性期意識障害の評価

2. 神経症候と評価

3. 脳卒中の判断

4. 医療機関の選定

V部 シナリオ

1. PSLSコースの指針

2. PSLSコースデザイン

3. 脳卒中のシナリオシミュレーション

VI部 資料

1. 脳卒中の評価法(ストローク・スケール)

2. t-PA療法の適応と禁忌

3. 脳卒中 (急性虚血性脳卒中/くも膜下出血/脳出血)

4. 日本脳卒中協会と脳卒中専門医制度の役割

関連書籍

関連書籍はありません。

書籍・雑誌検索

ページの先頭へ ▲