在宅新療0-100 2017年6月号

在宅新療0-100 2017年6月号

対等な関係性って何だ!?

医療者のコミュニケーション考

  • 定価 2,310円(税込)
  • 第2巻第6号
  • B5判・96ページ
  • 雑誌コード 14081

『在宅新療0-100』は,0歳~100歳までの在宅医療と地域連携を考える専門雑誌です。
弊誌は誌名のとおり,0歳の子どもから100歳を超える高齢者,障害や疾病をもち困難をかかえるすべての方への在宅医療を考えることのできる雑誌であることをめざしています。
すべての方の生活の場での日々の暮らしを支える医療,看護,ケア,さらに地域包括ケアシステムと多職種連携までを考えます。

特集:対等な関係性って何だ!? 医療者のコミュニケーション考

企画・構成:孫 大輔(東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター)


【特集にあたって】
医療者のコミュニケーションを問い直そう
孫 大輔(東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター)

【総論】
医療者と患者のコミュニケーション;対等な立場としての関係性を築く
孫 大輔(東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター)

患者からみた医療者とのコミュニケーション
香川 由美(NPO法人患者スピーカーバンク)

【各論;スキルと知識の融合】
心理療法からみた傾聴の技法;内的体験への接触と意味の生成
松下 弓月(東京大学大学院教育学研究科)

医療者に求められる「共感」
和田 浄史(川崎医療生活協同組合川崎協同病院)

「対話」する力;オープンダイアローグ
齋藤 環(筑波大学医学医療系)

終末期ケアにおけるコミュニケーション;喪失を抱えた生を支える
井口 真紀子(祐ホームクリニック)

【関連論稿】
コミュニティとの対話と協働
矢田 明子(特定非営利活動法人おっちラボ)


連載

巻頭グラフ
●家で暮らす“人”を“良”くする 在宅レシピ帖 (17)
ふるふる食感のゼリーにもgood! 紅茶の経口補水液
塩野﨑 淳子(訪問栄養サポートセンター仙台)

●その対応に自信アリ!? 在宅でもここまでしたい 褥瘡管理の実践と知識(3)
WBPの重要性 ほうっておいてもキズは治る?
袋 秀平(ふくろ皮膚科クリニック)

専門知識
●教えて!小児在宅 知りたいアレコレ,聞きたいポイント(17)
小児在宅におけるTPPVの管理(その2)子ども・家族の思いとケアのポイント
増田 夏実(あおぞら診療所新松戸看護部)

●ロコモを知り,ロコモを防ぐ 在宅で取り組みたいロコモ対策(6)
ロコモの予防 生命予後から健康寿命へ
安部 能成(千葉県立保健医療大学)

●在宅医療現場でおさえておくべき MDRPUの予防と管理(3)
MDRPUの発生要因とケアの原則
松井 優子(金沢医科大学)

実践
●薬剤師が伝えたい 在宅医療に必要な薬の知識(17)
相互作用(その17)イトラコナゾールカプセルVSファモチジン錠
鷹野 理(三井記念病院)

●在宅がん看護のあり方と魅力
事例から読み解く 在宅がん看護のレシピ集(6)
「私は先生に診てほしい!」
緩和ケアに不慣れで不安の強いかかりつけ医を地域の医療職で支え合う
倉持 雅代(さくら醫院)

運営・制度
マインドを共有できる 在宅療養支援診療所の運営術(7)
みんな仲間で,みんなライバル!
木原 信吾(医療法人ゆうの森)

体験
●在宅あるある絵日記 今日も訪問日和(4)
ある“ご家族さん”との攻防!?
永井 康徳(医療法人ゆうの森),他

●私の在宅履歴書 縁あって始めました(17)
“大分市全体をホスピスに!” 在宅緩和ケア医を目指して
山岡 憲夫(やまおか在宅クリニック)

●十人虹色 在宅医療で大切なことは,患者さんが教えてくれた(9)
淡々の達人
矢野 博文(医療法人ゆうの森たんぽぽクリニック)

対談
●care well cafe 秋山正子さんに聞く(17)
父の在宅療養を家族で支えた6年間が,緩和ケアの学びをより深めてくれています
第17回ゲスト/堀口 典子(上智大学グリーフケア研究所)

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