Emergency Severity Index (ESI) Version4

Emergency Severity Index (ESI) Version4

救急外来緊急度判定支援ツール

  • 定価 3,300円(税込)
  • 翻訳:日本臨床救急医学会緊急度判定体系のあり方に関する検討委員会
  • A4・118ページ・並製
  • 発行年月:2017年09月
  • ISBN 978-4-89269-932-0
  • ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。

Emergency Severitry Index (ESI) は、救急外来看護師のための緊急度判定支援ツールとして、1999年にアメリカの救急外来医師によって開発された救急外来における緊急度判定の5段階トリアージスケールである。

救急外来においてトリアージとは、患者の状態の緊急性に基づき「誰を最初に診療すべきか?」を考えるが、ESIでは、緊急度のレベルを判定した後、外来転帰を判断するために必要な《医療資源の数》を判定し、「医師の診察まで安全に待てる患者」を選別する。これがESIの最大の特徴である。

この統一された緊急度判定スケールを導入することにより、緊急度の高い患者を迅速に見つけ出すことが容易になり、5段階に選別することにより救急外来全体の患者の流れがスムーズになる。ESIは実臨床に役立つトリアージスケールなのである。

【特徴・ポイント】
第1~6章までは、ESIの考え方と判定方法を詳しく解説。7,8章では実際に救急外来に導入する際の注意点にも触れている。9、10章には豊富な練習症例があり、ESIのトリアージ方法を身につけるのに役立つ。


※本書は「発行:日本臨床救急医学会、発売:へるす出版」となります。

第1章 Emergency Severity Index とは;調査研究に基づくトリアージツール
第2章 Emergency Severity Index の概要
第3章 ESI レベル2
第4章 ESI レベル3〜5,必要な医療資源の予測
第5章 ESI トリアージにおけるバイタルサインの役割
第6章 小児トリアージにおけるESI の使用
第7章 ESI トリアージシステムの実施導入のために
第8章 評価と質の改善
第9章 練習症例
第10章 評価用症例

Appendixes
Appendix A よくある質問と第2〜8 章の復習教材
Appendix B ESI トリアージ アルゴリズム
Appendix C 略語および単語翻訳一覧

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