JPTECガイドブック

JPTECガイドブック絶版

  • 定価 3,740円(税込)
  • 編著:JPTEC協議会
  • A4・250ページ・並製
  • 発行年月:2010年06月
  • ISBN 978-4-89269-703-6
  • ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。

「改訂第2版 JPTECガイドブック」刊行のお知らせ2016.03.03up

「JPTECガイドブック」改訂版刊行延期のお知らせ2015.09.01up

2014年3月の救急救命士における処置拡大に伴い、本書においても「追補版」を作成いたしました。

本書では,最新の文献的知識や医学情報のみならず,JPTEC協議会のこれまでの活動を通じて得た知見や,JPTECインストラクターから寄せられた要望も取り入れ,指針の内容を徹底的に見直し,定義を明確にし,用語の統一を図りました。各項目の冒頭に設けた「ポイント」では,観察,判断,そして処置において,特に重要となる内容を取り上げました(JPTECプロバイダーコース受講者向け)。各項目の「解説」では,解剖,生理,病態などを詳しく解説しました(さらに学習を深めたい方や理論的背景を学びたい方,JPTECコースの指導者向け)。JPTECを学ぶ人やインストラクターにとって,必携の一冊です。

第1章 JPTECの概念

第1節 JPTECとは

第2節 外傷の現状
外傷医療の社会的重要性/防ぎえた外傷死(preventable trauma death;PTD)

第3節 JPTECの意義
外傷病院前救護の標準化/わが国における外傷の現状/外傷病院前救護とゴールデンアワー/3Rとトラウマバイパス/ロード&ゴーの概念

第4節 JPTEC協議会の活動

第2章 JPTECの活動

第1節 活動の概要
活動の手順/ロード&ゴーの判断

第2節 状況評価
出動要請時に確認すべき情報/感染防御/携行資器材/安全確認―二次災害の防止/応援要請の要否(初期トリアージ)/受傷機転の把握,高エネルギー事故の判断/隊としての装備/個人装備

第3節 初期評価
頸椎保護(ニュートラル位に保持)/反応を確認して気道開放の有無を評価/呼吸の評価/循環の評価/意識レベルの評価(JCSの桁数)/観察と同時に行うべき処置/生理と病態の解説

第4節 全身観察
全身観察の目的/頭部/顔面・頸部/胸部/腹部/骨盤/大腿部・四肢/背面

第5節 重点観察

第6節 詳細観察
詳細観察とは/詳細観察の実施/観察項目

第7節 継続観察
目的/観察項目/継続観察のまとめ

第8節 傷病者の固定と収容開始

第9節 収容直後の活動
目的/具体的行動

第10節 報告と急変時の対応
医療機関への第2報(セカンドコール)/画像伝送による情報伝達/医療機関到着時の引き継ぎ/注意すべき容態変化

第3章 基本手技

第1節 ニュートラル位
目的/対象/方法

第2節 気道確保・呼吸管理
気道確保の手技/高濃度酸素投与/補助換気・人工呼吸/その他

第3節 頸椎カラー装着
頸椎カラー装着の目的/頸椎カラー装着の実際

第4節 ヘルメット離脱
ヘルメット離脱の必要性/ヘルメットの種類/ヘルメット非装着時と装着時の頸椎の状態/ヘルメットの離脱/補足

第5節 ログロール

第6節 全脊柱固定
脊柱保護の必要性/全脊柱固定の適応/全脊柱固定の方法/立位傷病者の固定/補足

第7節 車外救出
用手による救出/毛布を使用した救出/補足

第4章 処 置

第1節 開放性気胸
開放性気胸の病態/観察と判断/処 置

第2節 フレイルチェスト
フレイルチェストの病態/観察と判断/処 置

第3節 腸管脱出
腸管脱出の病態/観察と判断/処 置

第4節 刺創・銃創・杙創
刺創/銃創/杙創

第5節 骨折肢
観察と判断/処置

第6節 止 血
病態/止血処置

第5章 特殊病態

第1節 特殊な受傷
特異的な外力や特殊な機器により,特徴的な損傷をきたす場合/外傷の原因が特異的な場合

第2節 小児外傷
解剖学的特徴/生理学的特徴/観察・評価・処置における特異性/部位別にみた小児外傷の特異性

第3節 高齢者の外傷
高齢者大国・日本/高い死亡率/加齢に伴う生体の変化/状況評価における注意点/初期評価における注意点/全身観察における注意点/車内での活動における注意点

第4節 妊婦の外傷
妊婦と胎児の外傷疫学/妊娠に伴う解剖学的・生理学的変化/胎児の置かれる環境/妊婦外傷の産科的合併症/妊婦の外傷に対する病院前救護

第6章 重症度・病院選定

第1節 重症度・緊急度・トリアージ
重症度・緊急度の判断/判断のポイント/オーバートリアージ・アンダートリアージ

第2節 病院・搬送手段選定
切な医療機関の選定/トラウマバイパス/搬送手段の選定

第7章 JPTECを取り巻く環境

第1節 ドクターヘリ・ドクターカー
ドクターヘリ・ドクターカー体制/現場への医師要請の必要性/現場への医師要請の判断/要請の適応疾患/ドクターヘリを取り巻く現状/外傷症例に対するドクターヘリの
有効性を示す客観的データ/ゴールデンアワー/フライトドクターによる現場診療/ドクターヘリの要請基準/フライトドクターが現場に派遣された際の注意点/ドクターヘリの災害医療活用/高エネルギー事故現場でのドクターカーの可能性/ドクターカーの種類と特徴/ドクターカー活動とロード&ゴー/ドクターカー連携活動時に求められること

第2節 集団災害
集団災害とは/救急医療と災害医療の違い/災害に対する体系的な対応/先着救急隊の役割/災害現場の基本的なレイアウト/救護所の重要性/現場の指揮命令系統と救急指揮所の役割/計画・準備・訓練の重要性

第3節 災害時のトリアージ
トリアージとは/カテゴリー分類/トリアージの実際/その他のトリアージ法/トリアージタグ/トリアージに関する課題/おわりに

第4節 DMAT
DMATとは/DMATの発足の経緯/DMAT活動の根拠/DMATの想定される活動/局地災害におけるDMATと消防との連携について/出動要請の主要経路について/DMAT投入の原則/統括DMAT登録者/補 足

第5節 消防組織とメディカルコントロール
実施基準について(消防法の改正)―消防機関と救急医療機関のさらなる連携強化/メディカルコントロールとは

JPTECに必要な用語・略語集

付録/JPTECポケットリファレンス

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