スーパービジョン 【売り切れ】

スーパービジョン 【売り切れ】絶版

誌上事例検討を通して

  • 定価 3,080円(税込)
  • 編集:日本精神保健福祉士協会 広報出版部 出版企画委員会
  • スーパーバイザー:柏木 昭(聖学院大学大学院教授)
  • B5・236ページ・並製
  • 発行年月:2007年06月
  • ISBN 978-4-89269-579-7
  • ※売り切れ
  • ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。

日本精神保健福祉士協会の名誉会長
柏木昭教授をスーパーバイザーに迎えた
精神保健福祉士必携の一冊 !

本書は、日本精神保健福祉士協会の名誉会長も務める柏木昭教授をスーパーバイザーに迎え、同協会機関誌『精神保健福祉』第40号から66号まで、6年強にわたって連載された「誌上スーパービジョン」について、18例のうち13例のスーパーバイズ事例の経過および評価検討の詳細をわかりやすく1冊に集約したもので、巻末には読者による検討の便宜を考え、スーパーバイザーがスーパーバイジーである事例提供者に、“特に留意して欲しい事項”として抽出した「キーワード索引」を付すなど、事例に照合しながら検討する際に非常に役立つ、初学者から現任PSWまで幅広く有用な一冊に仕上げております。

●イントロダクション/前書きに代えて
誌上スーパービジョンとは何か

CASE1
当事者とPSW双方が「なんとかしなくっちゃ」の呪縛を引きずってきた長い軌跡の点検

CASE2
いつも一歩も二歩も遅れてしまった対応を振り返る

CASE3
漠然とした不安感を訴えるクライエントの援助について悩んだケース

CASE4
クライエントの「自宅に帰りたい」という心底からの希求と気持ちの揺れに添えきれなかったかかわりを振り返る

CASE5
クライエントを受けとめきれず、PSWとしての立場と自分の感情の間で揺れ続けたかかわりを振り返る

CASE6
認知症をかかえるクライエントの退院に向けた自己決定へのかかわりを振り返る

CASE7
“~してきたつもり”が多く、通過型の生活訓練施設なのに“退所後のA さん”を想定していなかったかかわりを振り返る

CASE8
家族の病気への理解が不十分で、治療継続と経済面で困窮するクライエントへの支援

CASE9
20年もの入院となった聴覚障害を併せもつAさんの退院支援を通してPSW のかかわりを振り返る

CASE10
クライエントの気持ちと家族(兄)との間で揺れ動いた退院援助のかかわりを振り返る

CASE11
ニーズを誰にも発しなかったクライエントが自分のニーズを表現し、生き生きとした生活を送るようになるまでの過程を振り返る

CASE12
A さんの孤独で悲痛な叫びに向き合い痛みを共有できなかったのはなぜか、日常のかかわりを振り返って考える

CASE13
さまざまな「揺さぶり」のなかで―あるアルツハイマー病のクライエントとのかかわりを通して

●まとめに代えて
スーパービジョンの意義と機能

☆キーワード索引

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