超高齢者看護と看護倫理

¥ 3,850 税込

商品コード: 978-4-86719-117-0

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超高齢者看護と看護倫理 倫理的課題をとらえなおす【電子版】
医書jp: https://store.isho.jp/search/detail/productId/2506920710 外部リンク




超高齢社会に至ったわが国で,いま必読の1冊


 

  • 安全を優先するあまりに,高齢者に行動をがまんしてもらう

  • 高齢者の能力を低く見積もり,手厚い看護計画を立てる

  • 意思表示は難しそうと判断し,高齢者の家族にだけじっくり話を伺う


高齢者や認知症のある人への看護・ケア場面で,このような対応をみかけることはありませんか。
対象が成人患者であれば取らないであろう方法で,高齢者の看護・ケアにあたってしまう場面が,病棟や在宅,施設でみられているかもしれません。
よかれと思った看護・ケアでも,倫理的視点から振り返ると,見直すべきかかわり・課題が浮かび上がってくる場合があります。

医学的対応に限らない,日々のケアにみられる日常倫理をとらえなおす


そのきっかけに,またその手引きに,本書をぜひお役立てください。

 

日本の高齢者の心身機能は向上しています。また疾病の治療効果は高まり,疾病があったとしても自己管理できるようになっています。いまや前期高齢者は成人後期といえなくもないでしょう。
そこで本書では,85歳以上の超高齢者を老年期の特徴をもつ看護の対象であるととらえ,事例の分析や振り返りを行いました。

超高齢社会での看護・ケア場面に際して,エイジズム(年齢による差別意識),あるいは認知症の人に対する偏見や差別意識に基づく対応をしてしまっていないか,本書をご参考に,ぜひ振り返ってみていただければ幸いです。