改訂第2版 JPTECガイドブック

改訂第2版 JPTECガイドブック

  • 定価 3,780円(税込)
  • 配送料432円
  • 編著:一般社団法人JPTEC協議会
  • 改訂第2版・A4・266ページ・並製
  • 発行年月:2016年03月
  • ISBN 978-4-89269-885-9
  • ※記載されている所属・肩書は、出版当時のものです。

『改訂第2版JPTECガイドブック』 訂正のお知らせ

本書は,わが国における“防ぎえる外傷死”(Preventable Trauma Death;PTD)を回避することで,外傷傷病者の死亡率が改善し,後遺症が軽減することを目的とした,外傷病院前救護のガイドブックです。

初版を発行した2010年以来,医療職の病院前活動が全国レベルで急速に進展し,救急救命士の特定行為に心停止前の輸液や低血糖に対するブドウ糖溶液の投与などが新たに追加され,プレホスピタルケアに関する数多くのエビデンスが世に出されるとともに,救急現場での応急処置に有効な医療用資器材も次々と開発されるなど,国内外でさまざまな変化がありました。
本改訂では、病院前救護に従事する医療者にとってより有用な書とするために,最新の知見を盛り込み,用語等を再整理しています。

病院前で活躍する医療従事者必携の一冊です。

第1章 JPTECの概念1

第1節 JPTEC とは      2

第2節 外傷の現状

1.外傷医療の社会的重要性

2.防ぎえる外傷死(preventable trauma death;PTD)

第3節 JPTECの意義

1.外傷病院前救護の標準化

2.わが国における外傷の現状

3.外傷病院前救護とゴールデンアワー

4.3Rとトラウマバイパス

5.ロード&ゴーの概念

第4節 JPTEC協議会の活動

第2章 JPTECの活動

第1節 活動の概要

1.活動の手順

2.ロード & ゴーの判断

第2節 状況評価

ポイント

解 説

1.出動要請時に確認すべき情報

2.感染防御

3.携行資器材

4.安全確認:二次災害の防止

5.応援要請の要否

6.傷病者の状況と受傷機転の評価

7.隊としての装備

8.個人装備

第3節 初期評価

ポイント

解 説

1.頸椎保護(ニュートラル位に保持)

2.反応を確認して気道開放の有無を評価

3.呼吸の評価

4.循環の評価

5.意識レベルの評価(JCS の桁数)

6.観察と同時に行うべき処置

生理と病態の解説

1.気道・呼吸

2.循 環

3.意識障害

第4節 全身観察

全身観察の目的

A.頭 部

ポイント

解 説

1.疫 学

2.一次性脳損傷と二次性脳損傷

3.脳ヘルニアの所見を見逃すな

4.注意を要する所見

5.補 足

6.まとめ

B.顔面・頸部

ポイント

解 説

1.外傷に伴う異常

2.評価と処置

3.注意すべき損傷とその対応

C.胸 部

ポイント

解 説

1.解 剖

2.病態生理

3.受傷機転

4.評 価

5.注意すべき損傷とその対応

D.腹 部

ポイント

解 説

1.解 剖

2.腹部観察の特徴

3.腹部の観察と判断のポイント

4.実質臓器損傷の病態と評価

5.管腔臓器損傷の病態と評価

6.血管損傷の病態と評価

7.後腹膜臓器損傷の病態と評価

E.骨 盤

ポイント

解 説

1.解 剖

2.受傷機転と骨折分類

3.病 態

4.観 察

5.処 置

6.まとめ

F.大腿部・四肢

ポイント

解 説

1.大腿部の観察

2.下腿・上肢の観察

G.背 面

ポイント

解 説

1.背面全体の視診

2.後頭部の触診

3.脊柱(頸椎〜尾骨)の触診

4.肩甲部・肩甲下部・腰部・大腿部の触診

第5節 重点観察

ポイント

解 説

第6節 詳細観察

ポイント

解 説

1.詳細観察とは

2.詳細観察の実施

3.観察項目

第7節 継続観察

ポイント

解 説

1.目 的

2.観察項目

3.継続観察のまとめ

第8節 脊椎運動制限(SMR)の判断

ポイント

解 説

1.概 念

2.方 法

3.適 応

第9節 収容直後の活動

ポイント

解 説

1.目 的

2.具体的行動

第10節 外傷傷病者に対する輸液

ポイント

解 説

1.静脈路確保の適応

2.静脈路確保のタイミング

3.急速輸液による容量補正の適応

4.輸液速度・量

5.その他

第11節 第2報(セカンドコール)と医療機関への引き継ぎ

ポイント

解 説

1.医療機関への第2報(セカンドコール)

2.ICTの活用

3.医療機関到着時の引き継ぎ

4.注意すべき容態変化

第3章 基本手技

第1節 止 血

ポイント

解 説

1.病 態

2.止血法

3.止血法の継続観察

第2節 気道確保・呼吸管理

ポイント

解 説

1.気道確保の手技

2.高濃度酸素投与

3.補助換気・人工呼吸

4.その他

第3節 脊椎運動制限(SMR)

A.ニュートラル位

ポイント

解 説

1.頭部保持

2.留意点

3.禁忌事項

B.ヘルメット離脱

ポイント

解 説

1.ヘルメット離脱の必要性

2.ヘルメットの種類

3.ヘルメット非装着時と装着時の頸椎の状態

4.ヘルメットの離脱

5.補 足

C.頸椎カラー装着

ポイント

解 説

1.頸椎カラー装着の重要性

2.頸椎カラー装着の実際

D.ログロール

ポイント

解 説

E.全身固定

ポイント

解 説

1.全身固定の方法

2.留意点

第4節 車外救出

ポイント

解 説

1.用手による救出方法

2.毛布を使用した救出方法

3.補 足

第4章 処 置

第1節 開放性気胸

ポイント

解 説

1.開放性気胸の病態

2.観察と判断

3.処 置

第2節 フレイルチェスト

ポイント

解 説

1.フレイルチェストの病態

2.観察と判断

3.処 置

第3節 腸管脱出

ポイント

解 説

1.腸管脱出の病態

2.観察と判断

3.処 置

第4節 刺創・銃創・杙創

ポイント

解 説

1.刺 創

2.銃 創

3.杙 創(よくそう)

第5節 骨盤骨折

ポイント

解 説

1.観察と判断

2.処 置

第6節 四肢の骨折

ポイント

解 説

1.観察と判断

2.処 置

第5章 特殊病態

第1節 特殊な受傷機転

ポイント

解 説

1.特異的な外力や特殊な機械器具により,特徴的な損傷をきたす場合

2.外傷の原因が特異的な場合

第2節 小児外傷

ポイント

解 説

1.生理学的特徴

2.解剖学的特徴

3.観察・評価・処置における特異性

4.部位別にみた小児外傷の特異性

第3節 高齢者の外傷

ポイント

解 説

1.高齢者大国・日本

2.高い死亡率

3.加齢に伴う生体の変化

4.状況評価における注意点

5.初期評価における注意点

6.全身観察における注意点

7.車内での活動における注意点

第4節 妊婦の外傷

ポイント

解 説

1.妊婦と胎児の外傷疫学

2.妊娠に伴う生理学的・解剖学的変化

3.胎児の置かれる環境

4.妊婦外傷の産科的合併症

5.妊婦の外傷に対する病院前救護

第6章 現場トリアージ・医療機関選定

第1節 現場トリアージ

ポイント

解 説

1.重症度・緊急度の判断

2.判断のポイント

3.オーバートリアージ・アンダートリアージ

第2節 医療機関・搬送手段選定

ポイント

解 説

1.適切な医療機関の選定

2.トラウマバイパス

3.搬送手段の選定

第7章 JPTECを取り巻く環境

第1節 ドクターヘリ・ドクターカー

ポイント

解 説

1.ドクターヘリ・ドクターカー体制

2.現場への医師要請の意義

3.現場への医師要請の判断

4.要請の適応疾患

5.医師による現場診療

6.ドクターヘリ体制

7.ドクターカー体制

第2節 集団災害

ポイント

解 説

1.集団災害とは

2.救急対応と災害対応の違い

3.災害に対する体系的な対応

4.先着救急隊の役割

5.災害現場の基本的なレイアウト

6.救護所の重要性

7.現場の指揮命令系統と救急指揮所の役割

8.計画・準備・訓練の重要性

第3節 災害時のトリアージ

ポイント

解 説

1.トリアージとは

2.カテゴリー分類

3.トリアージの実際

4.その他のトリアージ法

5.トリアージタグ

6.トリアージに関する課題

7.おわりに

第4節 DMAT

ポイント

解 説

1.DMATとは

2.DMATの発足の経緯

3.DMAT活動の根拠

4.DMATの活動内容

5.局地災害におけるDMATと消防との連携について

6.出動要請の主要経路について

7.DMAT投入の原則

8.統括DMAT登録者

9.補 足

第5節 消防組織とメディカルコントロール

ポイント

解 説

1.実施基準について(消防法の改正)―消防機関と救急医療機関のさらなる連携強化

2.メディカルコントロールとは

3.最近の話題

 

JPTEC に必要な用語・略語集

 

索 引

 

 

付録/JPTECポケットリファレンス

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  • 病院前救急医学
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